カップ1杯の紅茶に秘められた物語

カップ1杯の紅茶に秘められた物語
(ディルマストーリー)

「私は人生を紅茶に捧げてきました」
ディルマの物語の始まりは1988年にさかのぼります。
当時の私は、大きな夢を持った小さな紅茶農家にすぎませんでした。私の国スリランカの紅茶、すなわち世界で最も優れた品質の紅茶を、抜群の鮮度・倫理的な方法で製品にし、世界中の紅茶好きの消費者の皆様に新鮮さを保って直接お届けするという夢です。多国籍に展開するいくつもの大企業が競合相手でした。多くの人に言われました、私の夢は叶わぬ夢だと。しかし世界中の紅茶好きの皆様のおかげで、私の夢は現実になったのです。

私が家族とともに作ってきた紅茶が、今では世界100カ国以上で愛飲される紅茶ブランドへと成長しました。ディルマの成功は「スリランカ(セイロン)産紅茶」という素晴らしい品質の紅茶があってこそです。それゆえに、ディルマはビジネスを通じて常にスリランカの地域社会とつながり、地域の人々の暮らしの自立的な発展や、持続的な環境開発へと貢献しています。
人とビジネスはお互いを傷つけ合わずに共存していけることを世の中に示すために、私たちは事業による環境への負荷を最小限に抑え、地域の環境を守り、人が地域の環境の中で持続的に共栄していけるよう支えています。

私はディルマが成長を遂げてからも、最初に抱いた決意を決して忘れず、実践しています。それがすなわち、ディルマの販売収益を活用して運営している、MJF慈善基金による社会貢献事業です。私はMJF基金を決して「私の基金」とは呼ばず、「私たちの基金」と呼んでいます。それは、ディルマの紅茶を飲んでいただいている全ての方々が、MJF慈善基金の事業を支えてくださっているからです。

私たちのMJF慈善基金の活動によって、何千人もの人々が、自立した尊厳ある暮らしを手に入れました。ディルマの規模が大きくなるにつれて、MJF基金の活動もより大きなものになっていきます。長年にわたってディルマを支えてくださっている皆様に、心から感謝申し上げます。「本物の紅茶」だからこそお届けできるディルマの価値を、これからもぜひご支持いただけますよう、よろしくお願い致します。

「オスロ・ビジネス・フォー・ピース・アウォード」受賞

ディルマ創業者のメリル・J・フェルナンドは2015年5月6日、85歳の誕生日に「オスロ・ビジネス・フォー・ピース・アウォード」を受賞しました。
同賞はビジネス・フォー・ピース基金が主体となり、毎年「自らの事業を通じて、企業の社会的責任や倫理的な経営を具体的かつ顕著に実践し、世界の企業経営の模範たる例をしめした」事業者に送られています。

受賞者には「The Just Man(ふさわしい人物)」と刻印されたブロンズの像が渡されました。
2015年度の5名の受賞者のうちの1人として像を受け取ったフェルナンドは、自らの両親の教えを今日のディルマのビジネスに貫いていること、そしてディルマの成功の源になった優れた品質の紅茶を生み出すスリランカ(セイロン)への感謝を表明しました。

スリランカへ帰国後の講演で、フェルナンドは語りました。
「今やディルマのビジネスは世界的に成功を収め、真に倫理的な紅茶として世界各地の消費者の皆様から支持をいただいています。
この成功は、決して私一人の力で成し遂げたものではありません。私は、自らが手にしたものを、恵まれない環境に置かれている人々と必ず分かち合います。そこにこそ、私自身が得られる本当の喜びがあるのです」

ビジネス・フォー・ピース・アウォードは銀行家のサクセガード氏によってビジネスにおける持続可能性の追究を目的に設立された賞で、世界中から高い評価を受けています。
サクセガード氏はハフィントンポストに寄稿し、次のように語りました。
「私たちは、世界中の人々に知ってもらいたいのです。持続可能で平和につながる、効果的で、今より良いビジネスの方法が間違いなく存在するのだと。2015年度の受賞者の顔ぶれを見てもらえればわかります。今、世界が必要としているのは、まさに彼らのような人々なのです」