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健康な生活を送るには、適切な量のカフェインの摂取が必要と言われています。近年の研究によれば、ほとんどの人の場合、1日に400-450mg (170mlの紅茶10~12杯に相当)のカフェインを摂取しても、心臓病や高血圧の危険を高めたり、妊婦や胎児に悪影響を及ぼすようなことは無いとされています。
アメリカ合衆国の研究機関に所属する医学博士のT.W.Wickremanayake氏によれば、薬の錠剤1粒には200mgのカフェインが含まれ、カフェインの致死量は10,000mgとのことです。1日に5杯のコーヒーまたは9杯の紅茶を飲んでも、致死量の5%のカフェインを摂取したことにしかなりません。またカフェインは膀胱で素早く濾過されて尿として体外へ排出されるため、摂取後3時間で血中濃度は2分の1以下に低下します。
またWickramanayake博士の別の研究によれば、「コーヒーをたくさん飲むと心筋梗塞の防止に有効であるが、紅茶の摂取と梗塞の発生との間には、因果関係が見られない」とのことです。ネズミとウサギにカフェインを含んだ餌を与えて実験したところ、カフェインによって血清脂質の濃度が高まり、動脈硬化を起こしやすくするという結果でした。コーヒーを与えても同じような結果が出ましたが、カフェインを除去したコーヒーでは同じ結果にはなりませんでした。一方紅茶を与えた場合、カフェインそのものやコーヒーに含まれるカフェインとは反対の結果が出ました。心臓病の患者とそうでない人とを対象にした実験でも、同様の結果が報告されています。ロシアの科学者によれば、紅茶の摂取によってアテローム性動脈硬化の患者の症状が改善したとのことです。また紅茶を摂取した場合、紅茶に含まれるその他の成分もしくは反アテローム性物質の働きにより、カフェイン摂取による副作用は現れないとのことでした。
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