【第5章】「Dilmah」の成功を地域の人々と分かち合うこと
産地で製品化までを一貫して行う紅茶ブランドという、新しい紅茶産業のスタイルを確立したメリル・J・フェルナンド氏ですが、彼は今、その人生を振り返って、こう語っています。
「私たちは何も持たずにこの世に生まれ、何も持たずに去っていきます。自分が生き、働いて得られた富というのは、多くの人々が自分を支え、助けてくれたからこそのもの。だから私たちは生きている間に、自分を支えてくれた人々とその富を分かち合うのが当然です。」
この理念を実現するため、彼は世界各国でのディルマの売上の一部と、自身の財産の一部を投じて、「MJF慈善基金」を設立しました。基金ではディルマの茶葉を栽培する茶園で働く人々の生活の改善や、彼らの住まう地域の復興のために、様々な事業を展開しています。たとえば子どものいる労働者の家庭に、勉強道具を無償で提供したり、基金の拠出によって、学校や病院を、不足している地域に設立するなどしています。また2004年末にスリランカ沿岸を襲った大津波で被災した地域では、住宅の復興や道路の整備などに資金を拠出しています。「自分をここまで支えてくれた地域の人々への恩返しをしたい。今の私にとっては、これが一番の喜びなのです。」と、メリルは語っています。
(*MJF慈善基金の詳しい活動については、本ウェブサイト「ディルマについて」中の「スリランカへの社会貢献」ページをご参照ください。)
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